フリースクールとは


フリースクールとは

フリースクールは、学校教育法に定める学校に通っていない子が利用する民間施設の総称です。海外では公立学校と遜色ない『学びの場』として在りますが、日本ではまだまだ充分に広がっていません。

 

しかしながら現在、全国各地で運営されているフリースクールは、それぞれ規模も設立趣旨も活動内容も様々で実にバラエティに富み、いろんな大人や子どもが集まって「子ども中心の居場所」として意義のある、魅力ある活動をしているところがたくさんあります。近年は不登校児童生徒の『居場所』としてだけでなく、そこで育つ『多様な学びの場』としての在り方も増えてきました。

 

2017年には教育機会確保法が施行され「学校以外の場」や「休養」の重要性が謳われており、また2019年10月の文科省通知文では学校復帰を目指すのではなく『社会的自立』を目指して支援することが示されました。これによりフリースクールや親の会等との連携や公設民営のフリースクール(居場所)が増えつつあります。

 

フリースクールで一番大事にされていることは「子ども中心」であることです。そのために「子どもミーティング」や「スタッフはサポート役」という活動、考え方が取り入れられています。

 

私たちMINEスタッフの目指すフリースクールも、教科学習をメインに行う・学校復帰を目的とする場ではなく(*)何よりも子どもの気持ちや思い、権利を尊重し共に学び合う場であるということをご理解ください。  

           

 (*)スクールで過ごした結果、学校へ戻るということはあります。子どもそれぞれになります。

 

 

<文科省COCOLOプランより>

繋がりを大切に活動しています。


サドベリースクール/サドベリーモデルとは

フリースクールMINEではサドベリースクールの理念をベースに活動していきます。

 

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サドベリーの中心的な特徴は、生徒はルールの範囲内で自由に行動できること、またそのルールを学校参加者自身(主に生徒とスタッフ)により決定していくことです。

 

それによりサドベリースクールでは、生徒は学ぶべき内容を学校から押し付けられるということがなく、自らの好奇心のおもむく事をルールの範囲内で追及することが出来ます。また子ども達を「クラス」に分け、「クラス」単位で行動するように共生するようなことはしません。

 

このようなサドベリーモデルの特徴はその教育モデルの基本的な信念に由来しています。その信念とは「子どもは生まれながらにして好奇心を備えていて、生きていく上で必要のあることは自分で学んでいくことが出来る」という考えです。

 

サドベリースクールは生徒とスタッフだけが参加できる「スクールミーティング」によって民主的に運営されます。学費額・予算配分なども生徒とスタッフが決めていき、自分たちの学校自治を当事者が行っていく、デモクラティック(民主的)スクールと呼ばれる所以です。

 

またサドベリースクールはすべての年齢の子ども達が一緒に過ごすことによって生徒たちの学びと成長が促されると考えており恣意的に生徒たちを年齢によりグループ分けすることはしません。

                                 ウィキペディアより引用

 

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 日本でも各地にサドベリースクール、またはサドベリーの理念を取り入れたスクール、デモクラティックスクールがたくさんあります。興味を持たれた方は調べてみて下さい