子どもの権利条約


フリースクールMINEでは何らかの形で「子どもの権利条約」を学び、日々の中に取り入れていこうと考えています。大人も子どもも同じ一人の人間として対等であることを大切にしていきます。

大きく分けて4つの権利があります


「子どもの権利条約」は、子ども(18歳未満)を「権利をもつ主体」と位置づけ、おとなと同じく、ひとりの人間としてもっている権利を認めています。さらに、おとなへと成長する途中にあり、弱い立場にある子どもたちには保護や配慮が必要な面もあるため、子どもならではの権利も定めています。

 

(1)生きる権利

防げる病気などでいのちをうばわれないこと。病気やけがをしたら治療を受けられることなど

 

(2)育つ権利

教育を受け、休んだり遊んだりできること。
考えや信じることの自由が守もられ、自分らしく育つことができることなど。

 

(3)守られる権利

あらゆる種類の虐待や搾取、などから守られること。障害のある子どもや少数民族の子どもなどは特に守られることなど。

 

(4)参加する権利

自由に意見を表したり、集ってグループをつくったり、自由な活動を行ったりできることなど。

権利の基本となる一般原則を認識する


すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。

子どもに関することが行われる時は、「その子どもにとって最もよいこと」を第一に考えます。

子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。

すべての子どもは、子ども自身や親の人種、性別、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約の定めるすべての権利が保障されます。


不登校の子どもの権利宣言


フリースクールに通っている子ども達が権利について学んだ時に、自分たちにも権利があることを知り作った宣言文です。子ども達の思いが詰まったとても大事な宣言文だと思います。子どものきもちが分からない、と思ったときに読んでみると良いのではないかと思います。